望楼の家 すくすくリノベーションvol.10

港区のマンションリノベーション プラン<概要>
場所:東京都港区
面積:床面積100㎡
構造:鉄骨鉄筋コンクリート造

ご夫婦とお子様4人の大家族のためのマンションリノベーションです。物件は築14年とそれほど古くはないものの、前オーナーがヘビースモーカーだったようで内装から設備まで全て黄色く変色した状態でしたが、大部分を下地から交換して以前の名残は全くなくなりました。

プランは、部屋の配置自体はそれほど変えてませんが、収納力アップと現在の使い勝手から将来子ども室を別個に設けたときまでの変遷を考慮した動線となっています。

将来的な子ども室は全てリビングアクセスとなりますが、そうするとリビングがドアだらけで落ち着きのない空間になってしまいます。そこで、2室分のドアはテレビボードと意匠的に一体化した、あたかも家具のような意匠としました。もう一部屋は当面はリビングと一体で使えるキッズスペースとし、ルーバードアで仕切ることで半個室、個室と必要に応じた空間設定が可能となりました。

リビングのハンモック、キッズスペースの吊りベッドからは高層階ならではの景色を眺めることができ、さながら望楼にいるような感覚が味わえます。

港区のマンションリノベーション キッズスペース

キッズスペースは遊び場の面積を増やす方法としてはしごで登る吊りベッドを設けました。一般的なマットレスなどは入りませんが、寝袋などを使えば寝ることも出来ます。写真右手の蝶が止まっている部分は壁内に鉄板を仕込んでマグネットが使えるようになっています。

リビングの窓側にはベンチを造り付け、団欒の場所としてだけではなくハンモックへの登り口として使われています。

港区のマンションリノベーション LD

リビングダイニングの配色計画は特注色のフローリングとテレビボードで落ち着きを出しながら、ブルーグリーンを差し色に使うことで明るさと楽しさが感じられます。

港区のマンションリノベーション ベンチと家具

キッズスペースから見たリビングです。写真中央部あたりが将来子ども室へのドアとなっています。

港区のマンションリノベーション ルーバードア

キッズスペースのルーバードアを閉めた様子。さらにルーバーを閉めると完全な個室となります。

港区のマンションリノベーション タイル

キッチン前の腰壁はレンガタイルを白く塗装しています。吊戸はリビング側とキッチン側の双方から使えるようになっています。

キッチンビフォーアフター

キッチンは元々がコの字型で非常に広かったのですが、冷蔵庫を奥に移動して2列型とし、収納を優先しています。以前はウォークインクローゼットと廊下の両方に出るドアがありましたが、ウォークインクローゼットを家族全員で使えるようにすることで動線を一本化出来ました。

港区のマンションリノベーション 将来子ども室

リビングから将来子ども室へのドアを開けた様子。リビングとは少々趣の異なる仕上げとなっていて、扉を開いたときに良い意味での違和感を感じられると思います。

寝室ビフォーアフター

将来子ども室は少し若々しい青をアクセントに使い、腰壁には杉板を張って白く塗装しています。リゾートっぽい清々しさが感じられます。

港区のマンションリノベーション 寝室

寝室にはヘッドボードを設けて寝かしつけ用の絵本などが収納できるようになっています。収納スペースを優先して面積は元より減りましたが、それでもダブルベッドを2台置ける程度の広さは確保しています。

洗面脱衣室ビフォーアフター

洗面脱衣室は洗濯機スペースを最近の大型機種も入る程度に広げています。ミラーボックスは非常に細いLED照明を扉の間に縦に仕込むことで三面鏡として使うと顔を隈なく照らすことができます。

トイレビフォーアフター

トイレは洗面脱衣室と意匠を合わせ、同じクロスとタイルを使っています。収納カウンターは既存のものに塗装をして、カウンターは磨きをかけてほぼ新品の状態となっています。

玄関ビフォーアフター

玄関タイルは既存のものですが、これも研磨処理できれいになっています。

玄関収納の電動自転車充電器置き場

玄関収納には鍵など小物を置けるスペースを設けていますが、内部を全て可動棚にしているため電動自転車の充電もできるようになっています。出かける時に充電池の持ち忘れが多いとのことでしたので、鍵の近くに置くことで防止策を講じました。

港区のマンションリノベーション 玄関から

玄関から見たリビングダイニング。入口のドアは鉄骨と木製のハイブリッドで、ガラスは雨のしずくをイメージしたデザインガラスを採用しました。

港区のマンションリノベーション ドア デザインガラス

リビングのスチールドアのディテール。写真をクリックするとガラスの雰囲気も感じられると思います。

LDビフォーアフター

少々わかりにくいですが、上の写真でテーブル下にある穴はフロアコンセントになっています。使わないときも目立たないようにフローリングを加工したつくりになっています。

床コンセント

港区のマンションリノベーション 吊りベッド港区のマンションリノベーション 景色

吊りベッドの中は少しだけ廻りから隔離された空間となっていて遊びに集中しやすい環境です。床から浮いていることもあり、窓際から外だけを見てると浮遊感を感じられます。

港区のマンションリノベーション 夕景LD港区のマンションリノベーション 夕景 キッズスペース

照明をつけた様子。

将来子ども室への扉の開閉

テレビボードの全体意匠。テレビは壁掛けで壁内通線としています。テレビ下のガラス取っ手部分はレコーダー等へのリモコンアクセスが可能です。

港区のマンションリノベーション ディテール

テレビボードのディテール。面材はホワイトオーク天然木突き板で、工場で選別したものを目が合うように作っています。

木とモノトーンの調和した家

マンションリノベーション
<概要>
場所:東京都北区桐ヶ丘
面積:64㎡
構造:鉄筋コンクリート造

お子様が生まれたことを期に築浅のマンションをご購入し、フルリノベーションを決意されたお施主様。
ご主人は以前、インテリア関連のお仕事をされていたこともあり、エキップへご相談にいらしたときから
はっきりしたイメージをお持ちでした。

お施主様の「思い」を形にするべく打合せを重ね、様々な仕上げ材が調和したお住まいへとリノベーション

元々はリビング・ダイニングに隣接して和室とキッチンが個別に配置され、それぞれが分離した空間でした。
リビング・ダイニングを隔てていた間仕切り壁を撤去し、LDKを大きく計画。
また、キッチンはコの字型に配置して一体的な空間としています。
和室部分は子どものベッドスペースとスタディスペースとしました。ベッドスペースはまるで秘密基地のような空間で、子ども達の格好の遊び場になりそうです。
お子さまがまだ小さいので、しばらくの間はゲストルームや書斎としての役割を果たしてくれます。

マンションリノベーション LDK
スチールサッシの奥がスタディスペースとキッズベッドルーム
サッシの中段を開けることで換気できるようにしています。

マンションリノベーション ダイニングキッチン
キッチンはオリジナルで製作。正面はモルタル仕上げ、天板は集成材をウレタン塗装しています。
腰壁にはニッチ状のグラス置場を設けました。

マンションリノベーション 制作キッチン
吊戸棚、キッチンはラーチ合板で製作しています。左側の引出収納は食器棚。

マンションリノベーション スタディスペース
スタディスペース 左側はキッズベッドルーム。OSBボード張りとしています。

マンションリノベーション キッズスペース
マンションリノベーション キッズスペース
キッズベッドスペースは2段構成。上段には階段状の収納を上ります。

マンションリノベーション トイレ
トイレの正面と背面はラーチ合板張り。背面に収納背ペースを設置。床はフレキシブルボード張り。

マンションリノベーション 洗面脱衣室
洗面室は他の部屋と比較してモノトーンな印象の空間に。
洗面台と正面の壁のみモルタル仕上げとしています。

マンションリノベーション 廊下の手洗いスペース
廊下に手洗器を設置して、帰宅時すぐに手を洗えるように計画。
お子さまのしつけにも役立ちそうです。

マンションリノベーション 玄関収納
玄関土間には可動式の下足棚を設置。出窓部分の側面には有孔ボードを設けました。

マンションリノベーション 寝室
寝室の床はラーチ合板を600角にカットし市松状に張りました。正面の壁のみ
OSBボード張りとして白塗装拭取り仕上げにしています。

マンションリノベーション バーンドア
スタディスペース、WICの建具はラーチ合板仕上げのバーンドア仕様。

マンションリノベーション テレビボード
マンションリノベーション  ランプセード
LDKの壁付ボックス、ランプシェードもラーチで製作しています。

プレシニアの悠々くらし

板橋マンションリノベーション プラン<概要>
場所:東京都板橋区
面積:床面積60㎡
構造:鉄筋コンクリート造

22年前、新婚さんの頃からお住まいのマンションを、プレシニアを迎えられるご夫婦お二人のための生活スタイルに合わせてリノベーション。

もともとは、典型的な田の字間取りの3LDKのお住まい、リビングダイニングの隣に和室が設けられており、襖を開けると大きな空間になる、マンションの間取りの基本と言われるプランでした。
ご夫婦は、プレシニア世代を前にし、ご家族や、お友達など、大人数でわいわいと集いやすいお住まい、また将来リタイヤされてからは、留学生のホームステイ先に立候補するご予定もあり、広々としたリビングダイニングキッチンが明るくみんなに開かれたようなお住まいをご希望されました。

そこで和室とリビングダイニングを大きく一つの部屋とし、横に壁付けのキッチンを設け、作業台をアイランド型とすることでダイニングにオープンにつながるプランを計画しました。

板橋マンションリノベーション ダイニング壁付けのキッチンの横には、ダイニングの小物収納やファイル、本などの収納を造り付けています。

板橋マンションリノベーション リビング

板橋マンションリノベーション リビングリビングとダイニングから廊下の天井は、もともと台所のレンジフードの換気ダクトがあり、梁型のように出っ張っていました。そこでその下がった部分を利用し間接照明を取付け、仕上げをオーク材とすることで、やわらかくリビングダイニングを区切る設えとしました。

ビフォーアフター

板橋マンションリノベーション ダイニングオーク材の天井はそのまま廊下まで伸び、お客様をやわらかくお迎えします。

板橋マンションリノベーション リビングドアリビングの入口のドアは、奥さまご希望の深みのある紺色にペイントしています。
また隣のキッチンの壁にはオフホワイトのタイルを貼り、
作業台カウンターはホワイトアッシュ材を用い、素材感の違いにより心地よい変化を作りました。

板橋マンションリノベーション キッチンキッチンの収納は造り付けで製作しています。

板橋マンションリノベーションこれから迎えるプレシニアに向けて、ワクワクいっぱいの満面の笑顔のお二人です。

子どもの小上がりがある家 すくすくリノベーションvol.9

子どもの小上がりがある家<概要>
場所:東京都世田谷区
面積:床面積96.9㎡
構造:鉄筋コンクリート造

リフォーム済マンションをエキップのワンストップリノベーションを利用し購入。こだわりのエリアの中にあったヴィンテージマンションでした。

リフォーム済ということもあり、使える物は使いたい。キッチンやお風呂、建具など検討しましたが、お料理が好きな奥さまの希望もあり、キッチンはオーダーすることに。お風呂やトイレ、建具、床材など活かせるところは極力活かしています。

男の子二人の家族四人の住まい、広いところに元気で遊べるようにと、大きなリビングを計画。
お子さんが遊んでいるところを料理しながらでも見えるようにと、キッチンの位置を変更し、間仕切り壁も撤去。広いリビングダイニングの一部に小上がりの遊び場スペースを設けました。そこには本を読んだりお絵かきしたりするテーブルも。青いカーペットが白と木の空間に映えます。
将来は壁を造ることで小上がり部分を除いたスペースに新たな子ども部屋も想定。今は天井から吊られたチェアがあり子どもたちの格好の遊び場になっています。

また、壁の一部にはシラス壁を塗り、無垢材で造った家具を置き、極力自然素材に囲まれた空間を目指しました。

小上がりの端は掘りごたつ形式で座って絵を描いたりもできます。

ゆとりあるスペースにはハンモックも吊るせます。

小上がりではレールを広く敷くこともできます。

閉鎖的だった玄関は、オープンの下足棚とすることで開放的に。シューズクロークもオープンにしてしまいました。

洗面室ビフォーアフター

洗面所はバケツなども入るような大きなボウルを採用。間接照明を仕込み、落ち着いた雰囲気に。


キッチンは、シンプルながらも使いやすい機器や収納で構成され、カップボードとテイストを合わせました。カップボードの天板は、将来お子さんたちと一緒に料理をするスペースとして広く取っています。

寝室には小物置きスペース付きのヘッドボードを新設しました。

LDKビフォーアフター

DK STYLE すくすくリノベーションvol.7

上村邸beforeafter
<概要>
場所:神奈川県横浜市
面積:施工床面積 41㎡(LDK+子ども室)
構造:RC造

比較的築浅のマンションリノベーションです。
お客様はご自宅に人を招くことが多いため、皆でわいわいできるスペースを造ることにしました。

元のお部屋ではキッチンが独立した配置となっており、
リビング、ダイニング、キッチンの限られたスペースを最大限に活用するため
キッチンを90度回転し、カウンターを設えることでたくさんの人が一度に座れるようにしています。
お友達が遊びに来たときには、キッチン前のカウンターに一列に座って食事するなど
大活躍しているご様子でした。
ご家族の生活の中心はダイニング(D)とキッチン(K)であり、家にいる時間のほとんどを
この場所で過ごされているようです。
また、アンティーク家具や雑貨がお好きなお客様でありましたので、それらがいきるようデザインしました。

キッチン側ビフォア  
LDK(家具無し)
kamimura
キッチンはまだまだ現役で使える状態でしたので既存のものを利用。
向きを90°回転させ、リビング・ダイニングと一体的に使えるように変更しています。
キッチンの腰壁面にはタイルを張り、奥の柱部分には白いブリックタイルを張ることで、
お店のような雰囲気を演出しました。

LDKビフォア
ダイニング
リビング・ダイニングに連続していた和室を子ども室へと変更。
間仕切りを子ども室側へ移動してリビング・ダイニングを広くとっています。
また、子ども室の間仕切りには室内マドを設け、お子様の気配を感じることができ、
採光、通風にも配慮しています。

LDKとベランダ
リビング・ダイニングの片隅にはハンギングチェアを設置しています。
バルコニーの緑を眺めながらくつろぎのひと時を楽しめます。

可動テーブル
ダイニングテーブルと書斎のデスクの間に付属の天板を渡すと大きなテーブルとして利用可。
普段はお料理中のストックスペースや作業台としても利用。大人数の来客にも対応できます。

子ども室との間の窓
子ども室との間仕切りに設けたマドの上段は横滑り出しの仕様で換気、通風を確保しています。
リビング・ダイニングから連続して淡いグリーンのアクセントクロスを張りました。

子ども室
子ども室には2段ベットを造作。左側には勉強机と収納棚を造り付けました。

子ども室工事中
子ども室の2段ベッド
子ども室奥側の壁にはボルダリングホルダーを設置。
お友達が遊びに来た時には大活躍する遊び道具となっているそうです。

わさび(♂)とオミソシル(♀)とアンティーク

nishinoのコピー2<概要>
場所:東京都世田谷区
面積:65㎡
構造:鉄骨鉄筋コンクリート造

小田急小田原線「世田谷代田」駅から徒歩2分
下北沢にもほど近いマンションの一室がフルリノベーションによって生まれ変わりました。
物件としては築47年のマンションですが、3層スキップフロアの珍しい造りのマンションです。
お部屋は8~9階に位置し、周囲に大きな建物がないため、都心にありながら素晴らしい眺望が得られます。

プランは主にLDK、書斎、寝室、収納スペースで構成し、水周りについても一新しました。

西野邸before
代田の家リノベーション01低かった天井を高くするため躯体あらわしの上白く塗装。
梁の流れる方向に合わせてフローリングの方向を合わせ空間に広がりをあたえています。また、
オリジナルソファの高さを抑え、視覚的にも天井を高く見せる工夫を行いました。

代田の家リノベーション02代田の家リノベーション03ソファの間に設けたボックスは、小型犬2匹のためのスペースです。アーチ形状の出入口からかわいらしく顔を出します。

代田の家リノベーション04代田の家リノベーション05キッチン本体は既成品ですが、周囲に目隠しの壁を設けて雰囲気を合わせています。ソファはオリジナルで製作しています。壁一面に設けてありますので、大人数でのパーティーでも活躍してくれそうです。

代田の家リノベーション006ソファからの風景。

代田の家リノベーション06フローリングの塗装は全面にわたってお施主様のDIYで施工。

代田の家リノベーション07キッチンからの視線をバルコニー側へ向けて料理中も景色を楽しめるように配置しています。

代田の家リノベーション09キッチン脇のモザイクタイル。

階段室玄関を入り正面の階段を上ると少々圧迫感のある踊場でしたが、左側の寝室扉をガラス戸にすることで、
視覚的な圧迫感を軽減しています。また、白く塗装した壁と天井にあわせアンティークの扉をセレクト。

西野邸before2のコピー
階段室寝室からLDKへの階段には犬用の小さなステップを設けて小型犬でも上り下りできるように。

階段から居間を見るLDKの傍に設けたユーティリティにもアンティークの扉をセレクト。
内部には犬用トイレがあるため扉下部を開放し、ウエスタンドアのように取り付けました。

代田の家リノベーション10元の間取りでは2部屋に分かれていた個室を1つにした、ご夫婦の寝室と書斎。
窓際に設けたデスクは窓の下に合わせて高さを低くおさえ、天板の下に書棚を備え付けました。

代田の家リノベーション11寝室も白いペンキで全面塗装。アンティーク扉が映える空間となりました。

玄関代田の家リノベーション12玄関はモルタル仕上げ。
フローリングとフラットにすることで全体的にまとまりが出るように計画。
右側には玄関土間と一続きの収納スペース。扉の内部にはWICとなっています。また、玄関の左側には大きな姿見鏡を設置。

代田の家リノベーション13洗面室はカウンター下に洗濯機を納め、小さいスペースを最大限に利用。
照明はお施主様のセレクトによるものです。白い壁面とタイルにとてもマッチしています。

部屋からの眺望最後に、LDKの窓からの眺望です。
夕日がとても美しく眺められるお部屋です。
毎日この風景を眺めながら生活できる素晴らしいお部屋となりました。

インナーテラスのある最上階暮らし

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インナーテラスのある最上階暮らし
<概要>
場所:神奈川県横浜市
面積:67平米
建物:RC造集合住宅

そろそろ家を購入しようと物件探しを始めたご夫婦。眺望にこだわってみつけた物件が最上階のこの部屋。料理が好きな奥様がキッチンに立っていても景色が見えるように間取りを工夫しました。

丘の上でさらに最上階ということで風が強く、洗濯物やちょっとしたガーデニングを室内で行うためのインナーテラスを設けました。

この物件は梁型が大きく目立っていたのを逆手に取って、猫の遊び場としてキャットウォークを張り巡らせ、住む人にも猫にもやさしい造りの家が出来上がりました。

ok01みなとみらいまで見渡せる眺望がこの物件の最大の魅力です。インナーテラスも眺望を邪魔しないように計画しました。

ok before01
元々は部屋が小分けになっていてリビングからは眺望が望めませんでした。大きな梁型も目障りでした。

ok02大きな梁型はキャットウォーク兼飾り棚として活用しています。青い壁のスペースは将来子ども室として区切ることも想定しています。

ok03黒板塗装を施した壁面収納の扉。この壁面収納とキッチンのステンレスの壁は梁型を目立たなくする役割も担っています。キッチンは造作でシンプルながら使いやすいつくりになっています。

ok04キッチンからの景色。

ok before02
元のキッチンは独立型で昼間でも照明が必要でした。入り口のアール枠は玄関収納で再利用しています。

ok05猫階段です。実際はここ以外からも登っているようです。

ok06玄関には窓がないので、寝室からの光を欄間から取り入れてます。

ok07LDKから洗面所までは猫ドアを設けてトイレまでの導線を確保しています。

ok08洗面所はシンプルな作りになっています。

ok09寝室はウォークインクローゼットと一体になっています。

ok11玄関収納のアール枠は元々キッチン入り口についていたものを再利用しています。

ok10飼い猫は美しいロシアンブルーでした。

L’atelier de la Cuisine W

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料理教室 平面 ビフォーアフター
<概要>
場所:東京都品川区
面積:40平米
建物:RC造集合住宅

目黒駅からほど近いヴィンテージマンションの一室を料理教室、撮影用のアトリエとしてリノベーションしました。

玄関を入ってすぐ中が見えないように、元の収納部分を廊下とし、抜けると左手にキッチン、右手に試食やミーティング用のスペースになっています。元々小さなキッチンがあった奥の部屋はお花を生けたりにも使える大型シンクを設けたサブキッチンとしました。

当初は作業用のセンターテーブルも予定していましたが、使いながらベストのサイズを検討するという方針で造作は最小限に。主役となるキッチンは大型シンクを備えた製作のステンレスカウンターとガス台のみというシンプルな仕様。ガスコンロは今までも使っていたものと同じ商品で、五徳の高さが決め手とのことです。キッチン部の壁は当初はステンレスを予定していましたが、より素材感の出るモルタルにコーティング仕上げに変更になりました。実はステンレスだと撮影時にカメラが写ってしまうので撮り方に制限が出てしまうということもありました。一般的なシステムキッチンに比べ、機能的には非常にシンプルながらベストの使い勝手にアレンジしやすい仕様となっています。

床はメンテナンスがしやすく、かつ雰囲気が出てコストも抑えるということでフレキシブルボードのコーティング仕上げ。壁と天井は施主&友人による塗装仕上げです。西日が強いので、インナーサッシを設け、元のサッシとの間にはウッドブラインドを仕込みました。

物が入っていない状態だと非常にシンプルかつ無骨な雰囲気ですが、そこに加わる家具やキッチン道具等が映えるバックグラウンドとなっています。

料理教室 キッチンシンプルな作りのキッチンは様々な使い方に対応できます。

ビフォー キッチン
左:ビフォー
料理教室 キッチングレーと白だけの背景はキッチン道具や家具の引き立て役になります。キッチンの下はフルオープンなのでフレキシブルに活用できます。

サブキッチンサブキッチンは元のタイルを活かし、窓にはアンティークの格子を嵌めこみ、元の吊戸は塗装しました。

ビフォー サブキッチン
左:ビフォー
サブキッチンサブキッチン内部。大きめの実験用シンクと棚で使い勝手の良いスペースに。スペースの割に窓が多いので明るく、密かに人気の空間になっています。

ビフォー パントリー
左:ビフォー
料理教室 キッチン元々収納があったスペースを廊下にして、玄関から直接中が見えないようにしています。元のトイレ/ユニットバスの入り口は玄関側に変更したのでトイレの様子も気になりません。新しい収納部と廊下の間には可動間仕切りが仕込んであります。

料理教室 間仕切り可動間仕切りを閉めるとキッチンの様子が気にならなくなり、試食に集中できます。

ビフォー ダイニング
左:ビフォー
料理教室 試食スペース試食やミーティングに使うスペース。写真右手は大きな収納。正面も将来的に収納にできるように建具溝を付けてあります。窓はインナーサッシを付け、外側のサッシとの間にウッドブラインドを仕込んであります。

エントランス廊下は撮影機材が運びやすいように広めに取ってあり、コートを掛けてもゆったりと通れます。寒い時期には引戸を閉めれば玄関を開けても冷気が直接入りません。

パントリー当初はパントリーとなる予定だったスペースですが、しばらくは雰囲気の良いチェストが置かれることになりました。

鍋とモルタル壁モルタル壁に赤い鍋が映えます。

料理教室 モルタル壁モルタル壁はあえて手仕事の跡が残るように仕上げました。

隠れ家のある家 すくすくリノベーション vol.5

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富ヶ谷の家ビフォーアフター
<概要>
場所:東京都渋谷区
面積:100平米
建物:RC造集合住宅
家族構成:30代ご夫婦と子ども2人

RC造マンションのリノベーションです。

お子さんが二人いますが、共にまだ子供部屋が必要な年齢ではないことから、広さを存分に活かしながらも将来の変化に対応できるよう3枚引き戸でLDKとキッズスペースを間仕切れるようにしました。

明確な子ども部屋を設けない代わりに、大きな収納を活かしてお子さんが好きな時にこもれるようなスペースをつくりました。壁に付けたハシゴを登ってアクセスすることで視界が変わる楽しみもあります。このスペースの下は収納となっているので、自分でおもちゃなどを片付ける習慣も付きます。

キッズスペースからLDまで一体で使えるキッズスペースからリビング・ダイニングまでの一体空間。

キッチンからは全体が見渡せるキッチンからはリビング・ダイニング・キッズスペースが見渡せます。

before 居間基本的なレイアウトの変更はせず、建具の配置や天井高さの調整、素材の選び方でイメージチェンジを図りました。奥まで見渡せるようになり、広々とした空間となりました。
キッズスペースを開放することで広々とした空間となる

before キッチンキッチンは腰壁、垂れ壁を撤去してよりオープンにしましたが、リビング・ダイニング・キッズスペースが一直線に並ぶため目立ちにくい配置となっています。
キッチンは目立たずオープンに

キッズスペースを閉め切ることも可能必要に応じてキッズスペースを間仕切ることもできます。

収納にこもれるスペースを収納にお子さんがこもれるスペースをつくりました。

もう一つの脱出口このスペースには実は中にもう一つ秘密の脱出口があります。

3枚引き戸を閉めれば子供部屋にもなる3枚引き戸を閉めれば子供部屋にもなります。

子供室からリビングダイニングを見る現状は一番下のお子さんでも簡単にあけられる状態です。

寝室寝室はシンプルに仕上げました。

以前の洗面脱衣室洗面脱衣室は元々広いスペースだったので幅を有効に活かした洗面カウンターを設けました。かなりボリュームのある洗面器ですが違和感なく収まっています。収納をたっぷりとっているので棚にもゆとりがあります。トイレの床はガラスモザイクです。
洗面脱衣室トイレの床はモザイクタイル

玄関収納にはメキシカンタイルを採用玄関収納にはお気に入りのメキシカンタイルを張って楽しい雰囲気になりました。

兄妹仲良く兄弟仲良く成長していくのが楽しみです。

棚の家

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下馬の家ビフォアアフター
<概要>
場所:東京都世田谷区
面積:71平米
建物:RC造

RC造マンションの6階のリノベーションです。基本的な間取りはそのままに、キッチンをLDと一体化し設備と仕上げを刷新。床は無垢フローリングを既存のクッションフローリングの上から施工することで音の問題をクリア。壁はクロスをベースにしながら、部分的な施主塗装や躯体アラワシでメリハリをつけました。

収納はたくさん設けましたが、そのほとんどがオープン棚。必要な場所に応じて分散させているので、見せる収納で出し入れも楽です。

キッチン廻りは造り付けの作業台を中心に回遊できる動線とし、コンパクトながらも無駄に動く必要がなく、通路を塞がれることもないように計画しました。

玄関は土間を広く
玄関は土間の奥行きを広く取ることでゆったりした空間となった。右側は杉の古材、左側は施主塗装とすることで親しみやすい雰囲気に。

before 居間からキッチン方向
今回の一番の変化はキッチンと居間を一体化させたこと。キッチンと廊下の間の壁も取り払い、部屋に奥行き感が出た。


元のキッチンは冷蔵庫置場が明確ではなかったので、キッチンと並べて設置するレイアウトに変更。ダイニング側に少しスペースを広げ、元の壁とのズレを机の前の収納や天井付近の飾り棚、作業室の幅の確保に活用した。
居間からキッチン方向を見る飾り棚の植物

before 居間
居間:写真正面の壁はクロスを剥がし躯体アラワシにして収納を設置。左側の収納だったスペースは漆を塗るための作業スペースとなった。


ゆったりとしたダイニングスペースはワークデスクや植物を配置しても狭さを感じない。
居間の壁は躯体アラワシダイニングを見るリビングダイニングダイニングの余白にはたくさんの植物が

before キッチン
キッチンは冷蔵庫置場を設けて動線を短くし、全体を効率良く使えるようにした。オープン棚を様々な場所に用意し、必要な物を手早く取り出せるレイアウトに。
キッチン収納キッチン収納2キッチンからLD方向を見る

before 作業室になる前の収納
作業スペースとなった収納。パイプスペースで奥行きが取れない部分は収納として活用。
元押入れを作業場に居間から作業の様子が見える

作業場から居間を見る作業スペースから居間を見る

洗面台はシンプルに洗面台も収納はオープンに。

before 玄関
玄関はドアの色を活かした配色の施主塗装。反対の壁は杉の古材を張ることで消臭効果も期待できる。元々あった下駄箱は奥がデッドスペースになっていたので撤去してオープンな靴棚に。
玄関は元のドアの色を活かした
施主塗装による個室個室の壁、ドアは施主塗装。同系色ながらトーンでメリハリをつけた。

before トイレ
トイレは配管高さが決まっていたため、床のタイルは便器廻りをカットして施工。壁は一部施主塗装。
トイレの壁も一部施主塗装