三層回遊の家

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ボルダリングもできるLDK<概要>
場所:東京都世田谷区
延床面積:133.5平米
建築面積:56.6平米
建物:木造戸建て(新築・地上3階)

旗竿敷地に建つ木造3階建ての長期優良住宅です。お住いになるのはご夫婦と小さな3人お子様で、準耐火建築物になりますが、壁には左官・OSBボード・タイル・塗装、床や天井にオークの無垢材、階段には60mmのタモなどを使い温かみのある内装となっています。

元々大きな敷地だったのを4つに分筆された区画ですが、東側隣地の大きな庭があること、南側が大きな土地で建物が境界から離れて建っているなどと旗竿のデメリットを補う魅力がある敷地でした。

メインの採光は借景できる庭がある東側ですが、午後になっても明るさは確保できるよう窓の位置や大きさを検討し、家の中に回遊できるポイントやちょっと座れる場所、ステージ、吹抜や登れる壁など様々な居場所を設けて大人も子どもも存分に楽しめるように計画しました。

吹き抜けのあるLDKLDKは2階で、高度斜線による制限を活かして勾配天井の吹抜を設け、3階の子ども室とコミュニケーションが取れます。右上の窓はルーフバルコニーに面していて、バルコニーから居間の様子も見えます。勾配部分の天井材は床と同じオークの無垢フローリングですが、無塗装とすることでより経年変化が楽しめます。

ストリップ階段2階から3階への階段はストリップ状にして上からの光を1階まで落とします。

書斎コーナー1階から2階に登り切ると簡単な書斎コーナーがあります。少し隣の庭からは離れてますが、それでも十分緑が楽しめるFIX窓を設けています。

smu_ts 06勾配天井の下は1段高くなったステージ上の図書コーナー、隣にダイニング、キッチンと続きます。

キッチンキッチン中央には程よいサイズの作業台を造り付けていて、ゴミ箱や食器などの収納庫にもなります。

廊下の本棚階段からキッチンへの裏動線となる廊下です。納戸へのアクセスや大人用の本棚などもあります。

書斎コーナーと棚階段を登ってくると正面の飾り棚が目に入ります。

smu_ts 093階の子ども室は南からの光も十分に確保でき、屋内側の小窓からは居間とのコミュニケーションも取れます。

smu_ts 102方向からの高度斜線により複雑な形状の屋根となっていますが、子ども室としては楽しい空間にもなりそうです。ルーフバルコニーにも出れます。

smu_ts 111階の玄関ホールはゆったりめにしています。東側に面した寝室からは隣の庭が見えています。

玄関ニッチ玄関に入って正面には間接照明を仕込んだアクセントカラーのニッチを設けています。

玄関収納窓木製の窓からは玄関収納兼自転車練習スペースが見えます。

玄関収納扉玄関収納の扉はアシンメトリーな引分になっています。

142階のトイレは1面だけ壁にタイルを貼って、タイルに合わせた鏡を埋め込んでいます。

洗面風呂側洗面脱衣室は2ボール仕様。

洗面横出入り口が2箇所と勝手口があり、収納や物干場なども兼ねています。

ファサード玄関上の窓はキッチンの窓で、かえってくる家族を見ることができます。

玄関前ウェスタンレッドシダーを貼った温かみのある玄関ポーチです。表札、インターホン、ポストをまとめています。

smu_ts 15夜の図書コーナーです。まだダイニングの照明がついていませんが、4つのスポットと間接照明で十分明るさが確保できています。

16壁の左官は昼光と照明で別の表情を見せてくれます。

通り庭の家

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2階の縁側と吹抜<概要>
場所:東京都文京区
延床面積:90.1平米
建築面積:50.5平米
建物:木造戸建て(新築・地上2階)

南北に長い敷地に計画した分棟型新築木造戸建て住宅です。

東側が敷地延長の通路部、西側がお寺と、比較的採光に恵まれた敷地ですが、南側に3階建てが建っているために南の光の採り入れ方に工夫が必要でした。

そこで屋根付きの通路を介した分棟型とし、あえて南側境界に寄せて日中の採光が必要のない部屋を集め中庭を挟んだ北側にLDKや子ども部屋を持ってくることで、南側の家による影をかわして一日を通して日光を楽しめるよう計画しました。

また、少しでも奥まで日光を届けるために北棟の南側は吹き抜けになっています。

当初は南北の各棟にトイレを設けていましたが、少しでもLDKを広くしたいという要望と決意により北棟はトイレ無しというかなり大胆なプランとなっています。

外観外壁は北棟(手前)がガルバリウム鋼板の段葺き、奥がサイディングとなっています。

玄関ドア(勝手口)道路に面した玄関ドアは勝手口として出るだけのドアなので、外にハンドル等はありません。メインの出入り口は建物脇の路地を通って中庭側になります。

中庭の通路北等と南棟をつなぐ通路と北棟の玄関です。庇は雨よけだけでなく構造的に一体とする役割も果たしています。

中庭のヤマボウシ通路は中庭に面しています。ヤマボウシと芝が植えられています。

玄関内装は「小屋のイメージ」だったので、構造用合板にホワイトオイル塗装仕上げとしています。塗装は施主施工で、その様子はこちらで紹介しています。

ストリップ階段階段はストリップ状にして明るさと広がりを確保しています。

キッチンから南棟を見るキッチンからはダイニング、リビング、中庭を通して北棟が見えます。

hkg_s0061吹抜からの光吹抜から部屋の奥まで光が差し込みます。

ダイニングキッチンダイニングの天井は構造をあらわしにしています。

造作キッチンシンプルなキッチンは造作です。手前下に見えるのは戸建住宅でも認可されている(2016年2月現在)タイプのディスポーザーです。法規上のこともあり壁はタイル、天井はクロスとなっています。

2階バルコニー屋上に上がるバルコニー。

吹抜越しに子ども室を見る2階は子ども部屋とワークスペースになっています。

ワークスペースワークスペースと中庭ワークスペースと2階の縁側で吹抜が囲まれています。

子ども室の収納とベッド子ども室の窓子ども室には収納とベッドをしつらえています。窓からはお寺の梅や桜が見えます。

hkg_s131子ども室から吹抜ごしに南棟が見えます。

和室の光南棟の2階は和室(寝室)です。メインの採光窓は北ですが、北棟の外壁からの反射でかなり明るくなります。

和室和室の天井は片流れとし、西側を低くすることで北棟への日照を確保しています。

和室から北棟を見る和室から見た北棟です。

浴室南棟の1階は水廻りとウォークインクローゼットになっています。

浴室とアメニティスペースお子様が独立した後はAirbnb等で貸し出すことも視野に入れていて、水廻りはホテルライクな造りになっています。

fuji tree house

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01<概要>
場所:山梨県南都留郡鳴沢村字富士山8545-1
URL:http://foret-aventure.jp/
建物:木造(新築・ツリーハウス)

フォレストアドベンチャー・フジ内に設営したツリーハウスです。

用途としてはショップ、倉庫、更衣室というシンプルな内容ですが、高さの異なる円柱を組み合わせたレイアウトでおとぎ話に出てくるような雰囲気となりました。

外壁と屋根にはウェスタンレッドシダーを採用し、経年変化が楽しめるつくりになっています。

02今複数の建物がデッキに乗るような構成で、複数の木に構造を負担させる方式です。スパンも様々なので梁のかけかたもやや複雑になりました。

03デッキの形状は作業性を優先し、整え過ぎないようにしています。

042本の木が建物を貫通しています。構造材との位置関係は現場での微調整でクリアしました。

05ショップから倉庫方向。電気が通っていないので日中はポリカ屋根から陽光を取り入れています。

0607木と屋根の取合は一般住宅ほど雨仕舞を木にすることもないのでなるべく簡単にしてあります。

09視界用の窓と通気用の窓を分け、軽さとメンテナンス性を重視して開く窓はガラス無しとしています。

process建物構成の略図です。フォレストアドベンチャーのブログでは建設中の様子が段階ごとにまとめられています。
Blog Forest Adventure Mt.FUJI:http://blog.foret-aventure.jp/?eid=1513080

杉並のコーポラティブハウス

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02-2<概要>
場所:東京都杉並区
建物:RC造集合住宅(新築・インフィル設計)

杉並区に新築したコーポラティブハウスのうち数棟のインフィル設計をさせていただきました。

コーポラティブハウスとは、入居する方達で土地購入より前に住民同士の組合を結成し、皆で造り上げていく共同住宅のことです。その為、戸建て住宅みたいに内装(インフィル)を間取りや仕上げ等自分の希望を取り入れることが出来るのです。もちろん分譲マンションを購入するよりは手間はずいぶん掛かります。反対に一般的に費用は抑えられると言われています。

今回はメゾネットタイプと1フロアタイプの住戸を担当しました。それぞれ施主の個性が出た仕上がりとなりました。

02-101-401-301-2hall01-1facade

秩父の家

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場所:埼玉県秩父市
面積:98平米
建物:木造戸建て(新築・地上2階)

埼玉県秩父市の美容室兼用住宅です。

住居部分は小屋裏を大きなロフトとして活用し、吹き抜けでリビングをつなぐことで家族の気配を感じつつ隠れ家的空間でくつろげるようにしました。

シンプルな空間・素材・製品をうまく使うことでコストコントロールも実現。

美容室は床や家具を濃い色調の木材で統一することでサロンとして落ち着いた雰囲気を演出し、大きな開口により店の様子が外から分かるように配置しました。

また、この地域の冬にある大きな夜祭りのクライマックスである花火の打ち上げが、リビングから見えるよう大きな窓とバルコニーを配しています。

ccb_eh01ロフトからリビングを見下ろす

ccb_eh02リビングダイニングは勾配天井で面積以上の開放感を演出

ccb_eh04ロフトは間仕切らないことでリビングからの視界の広がりに一役買っている。

ccb_eh03真っ白な階段室は光と影で一日の移ろいを感じられる。

ccb_eh05玄関はシンプルに。

ccb_eh06夜景

中井の家

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場所:東京都新宿区
面積:172平米
建物:木造戸建て(新築・地上2階地下1階)

東京都新宿区の長唄三味線の名手の稽古場兼住宅です。
1、2階を住居、地階を稽古場とすることで音漏れ等に配慮し、公私の生活を分けるように動線に工夫を施しています。
住居部分はモダンなデザインの中に和の伝統を感じさせる落ち着いた空間となっています。
また、地下室にある稽古場は植栽を配したドライエリアから差す自然光が心地よい大空間が広がっています。

nki_02和室は障子を太鼓張りにしてモダンな雰囲気にしています

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nki_04階段室は突板パネルでアクセントをつけています

nki_05FRPグレーチングでまとめたファサード

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