リノベーションをする際に気にしたいこと(1.物件探しから引き渡しまで)


先日、目黒区のあるマンションをリノベーションしたいというお話しをいただき、現場調査に行ってきました。

この物件はちょうど売買契約を済ませ、来月引き渡される予定となった段階のものでした。

私たちは、現場の採寸、設備・配管の状況確認等を済ませ、管理規約、図面等を入手し、今後設計、見積に急いで取りかかります。出来れば引き渡し後にすぐ工事に掛かれるようにしたいと思っています。

おそらくリノベーションされる方の多くは、このケースのように物件は先に不動産業者を通して購入し、その目処が付いてからリノベーション工事を不動産業者の紹介や自分で探して見つけた設計事務所または施工会社に依頼するのではないでしょうか?

これでも全然構わないのですが、問題は引き渡しが1ヶ月後に迫っているのに、見積はおろか設計、工事内容も決まっていないことです。そうなると急いで設計、見積を行う必要があり、間に合えば良いですが、内容が凝っているとなかなか短時間では済みませんので着工は遅れてしまいます。

ほとんどの人は自分の物になったらすぐに住みたいと思うのが普通です。そのためにも、物件を探すときから設計会社あるいは施工会社の目星を付けておく、欲を言えば一緒に物件探しを手伝ってもらうと、購入に際して建物自体の善し悪しのアドバイスも受けられますし、リノベの希望も話しておけば、プランのイメージも即座に出してくれ易くなります。そうすれば、現場調査の時期は同じでもその後のスピードが違います。

上記の物件は、契約時には既に空室になっていたのでまだラッキーでした。まだ住まわれている物件だとさらにスタートが遅れる可能性があります。

あと、一つ気をつけたいのが、工事の相見積を取る場合です。数社から相見積を取り、プランの比較あるいはその担当者との相性を見るためなら良いのですが、金額だけを比較するのはあまりよろしくありません。もちろん参考にするのは良いのですが、そもそもプランおよび仕様が違うのに金額の比較しようがないからです。結局、出てきた金額が安いところに決めてしまい、「本当に安かったかもしれない」会社には断ってしまうということになりかねません。

そうならないためには、設計事務所にプランを作成してもらい、そのプランを基に施工業者数社から相見積を取る。あるいは、設計・施工で1社だけに頼む方が良いかと思います。

また機会があれば、今後実際行う設計および工事の途中で気になった箇所があれば続けて書いていきたいと思います。(伊達)