築80年古民家長屋のリノベーションが始まりました。
これぐらい古いといろんな履歴が建物に刻み込まれています。
今回当然ながら耐震補強も行うのですが、壁を壊している最中にこのようなものが出てきました。
これは土塗壁なのですが、表面に新聞紙が貼ってあります。
古い新聞だということは一目で分かるのですが、良く見てみるとなんと昭和26年の東京新聞の下に昭和8年の報知新聞が!
築80年なので当然なのですが、戦前の新聞がずっと建物の壁の中に隠れていたのです。
古い建物はいろんな出来事を刻み込んでいて、その歴史を想像しながらリノベするのも楽しいものです。