構造用合板の施主塗装を行いました

2階 塗装後2月28日にオープンハウスを開催する本駒込の新築戸建住宅で施主塗装をおこないました。(オープンハウスについてはこちら

構造用合板の壁と天井にホワイトオイル塗装としましたが、下地のサンダーがけから養生、塗装と延べ2日間で仕上げました。

工程としては、
1. 合板面のサンダーがけ
2. 塗るところと塗らないところの境目の養生
3. 塗装
4. 拭き取り
5. 塗装
6. 拭き取り
となります。

元々構造用合板には品質管理のスタンプが押してありますので、それをサンダーで削り落とすのですが、その部分だけやると下の写真のように色ムラが出ます。
サンダー前後
このムラを取るのと、全体の毛羽立ちを抑えるために全面にサンダーがけを行います。
サンダーがけは非常に細かい粉末が飛びますので、目、口、鼻、耳をしっかり覆わないと大変なことになります。
特に天井面は力もかけにくく粉も上から降ってくるので大変です。
下の動画はサンダーがけから養生までの様子です。(約30秒)

続けて塗装ですが、オイル塗装では拭き取りが重要で、これが甘いとムラや乾燥不良の原因となります。
オイル塗装の場合は大きめの刷毛で塗るのが垂れにくく、塗料の無駄も少なくて良さそうです。
色の変化がわかりにくいですが、塗装とふき取りの様子の動画です。(約20秒)

1回めの塗装、拭き取りから一晩乾燥させて、再度塗装とふき取りを行いました。

下の写真は順番に無塗装→1回塗装後→2回塗装後となっています。
西壁の構造用合板無塗装西壁の構造用合板リボスカルデッドホワイト1回塗り西壁の構造用合板リボスカルデッドホワイト2回塗り

構造用合板はロットで色みや表情がかなり違います。
別の面の無塗装→1回塗装後→2回塗装後です。
東壁の構造用合板無塗装東壁の構造用合板リボスカルデッドホワイト1回塗り東壁の構造用合板リボスカルデッドホワイト2回塗り赤みの強い板や白っぽい板がありましたが、塗装後は全体的に均質で柔らかい雰囲気になりました。

完成した様子は28日のオープンハウスでご覧いただけますので、興味のある方はオープンハウスの詳細ページをご覧ください。

壁と天井で100平米以上あったのでなかなか大変な作業でしたが、異常に暖かい2日間だったこともあり順調に進みました。参加して頂いた皆様おつかれさまでした。
施主塗装後の打ち上げ