先日、事務所協会目黒支部の研修会に参加してきました。
写真は上が森の詩幼稚園(内井昭蔵建築設計事務所)のさくらホール、
下が同じ経営の緑の詩保育園(環境デザイン研究所)の緑の詩ホールです。
竣工年はそれぞれ2001年と2011年で違いますし、規模や梁のかけ方、素材や雰囲気までもが違います。
しかし、何となく内部に立ってみて感じることは、包まれているという安心感、光の入り方などが同じように感じたのです。
設計者が違うとはいえ、そこは同じ建築主、理念や運営方針の筋が通っているからこそ設計者にも相通ずるものがあるのでしょう。
さらには内井さんも仙田さんも同じ菊竹さんのもとで修行していることも影響しているでしょうか。
建築主と建築家が同じ方向を向いて良い建物を造られた好例を見学させていただきました。
(伊達)