調布の新築住宅 軒裏

調布の新築住宅の軒裏調布の新築住宅は着々と工事が進んでいます。

今回は2階の軒裏の工事の様子をお伝えします。

この住宅の2階南側バルコニーはほぼ1軒の奥行きがあり、屋根はその奥行きに合わせてかかっており、さらに軒裏の高さは室内の床から2m少々しかないため屋内(寝室)には直射日光はあまり入らない設計になっています。

通りからは2階のゆったりとした軒裏がよく見えるため、ここにはベイマツの小幅板を通気用の隙間を開けて張っています。

上の写真では右半分が張り終わった状態で、左に見える黒い部分は板の裏に張っている防虫ネットです。

調布の新築住宅の軒裏施工大工さんにとっては上を向いた状態で均等な目透かし幅をキープしながら施工していくだけでもかなり大変な作業ですが、今回は丸柱との絡みもあり、一層難しい施工となっています。

丸柱との取合いをどのように加工しているかというと…

調布の新築住宅の軒裏加工このような治具をつくって板と柱の位置を割り出して切断していました。

このような施工方法は設計者としてはなかなか思いつかず、現場ならではの知恵を感じます。

さらに柱側も板の幅で少しだけ溝加工をして接合部がきれいに見えるように納めてくれてます。

今は足場のネットがかかっているため道路側からは殆ど見えませんが、ネットが取れたときにどのように見えるかとても楽しみです。(柳本)