那須町の別荘 写真撮影編

こんにちは、宮澤です。

少し前に那須の物件について書きましたが、主な目的は物件の写真撮影だったので、それについても感じたことを書いてみました。

近年の情報化社会において建築の事例写真は重要な位置取りにあるのは間違いないと思います。雑誌やHPへの掲載だけでなくSNS(弊社もInstagramにて発信しておりますのでフォローお願いいします!)での宣伝に力を入れている会社も多くみられ、お客様の大きな判断材料となっていると思います。院生時代の同期で建築と写真について研究している人もいたほどです。

そんな建築写真ですが、目を引くようないい写真を撮ろうと思うと素人には結構難しいものです。

私自身、趣味の一環でミラーレスカメラを持っていたので、今回はそれを持参しメインの撮影の合間に色々と撮っていたのですが、帰って見返してみるとこれがまぁなかなかうまくいかないものだなと感じさせられました。

上の左の写真は他の事務所の方が撮った写真になりますが、ピントの合い方や構図でダイナミックに木の質感が伝わってきます。右の写真が私が撮ったものですが、壁とアーチを撮りたかったのですが、ピントもややぼやけてますし、どちらかというと向こう側の背景に目がいってしまいます。レンズの違いもありますが背景はもっとぼかして、手前にしっかりピントを合わせたほうが良かったなと反省しました。被写体は違いますが2枚並べてみると技術の差が歴然ですね。実は前回のブログも一枚目と三枚目以外は他の方が撮った写真を拝借しております。

また、下の写真(左)も私が撮影したものですが、撮っているときは水平垂直を意識しているつもりでもいざ出来栄えを見てみると手前の縁やタイルを見てもらうと分かる通り結構斜めになっています。微妙な差ですがPhotoshopで傾きを直したもの(右)と並べてみると結構整った綺麗な写真に見えるようになったと思います。(そもそもの構図にもあまり納得はいっていないですが、、、)

このようにレタッチである程度は調整できるのですが、元々の構図やピントの合い方などはほぼ修正がきかないので、そこの技術を身に着けていかないとと思った次第です。そもそものカメラの基礎知識自体をぼんやりとしか理解していなかったので、これを機にいろいろ勉強していきたいと思います。これから他の物件でも撮影をすることがあると思うので、それまでにはもう少し上達しておきます。

 

これを書いたが昨年末で、すっかりアップロードをするのを忘れていました。

その後最近竣工した物件にて、良い写真が一枚だけ撮れたのであげておきます!どうでしょうか?

映える写真を撮るのか、どういった物件か伝わりやすい写真を撮るのか目的によっても違ってくると思いますが、こういった写真がコンスタントに撮れるようになりたいです。

宮澤