今後の住宅事情を考察


新型コロナウイルスの影響により、住宅のあり方も変わっていくのではないかと思います。
現段階での想像になりますが、
・リモートワークに慣れた雇用者、被雇用者が必要の無い出社を求めなくなる
・一方で郊外に広々としたサテライトオフィスを設けその近所に住むスタッフが徒歩や自転車で通うようになる
・買い物はネット通販がメインで、それ以外ではまとめ買いなど実店舗に足を運ぶ機会が減る
・2拠点の住まいへの関心アップ(ただし県外だと難しい?)
・サードプレイス的な場所の充実
など。

そのためのエキップなりの考え方としましては、主に住まいに関してになりますが、
今まで得意としてきた家族のコミュニケーションが取りやすい間取り、遊びのある空間づくりに加え、以下の項目もテーマに掲げて研究していきたいと考えています。
リンク先は過去の事例でもしかすると当てはまるかもという事例を参考までに挙げてみました。

・働くための部屋、間取り、その仕事動線と家事動線との関係性を考慮
https://ekip.co.jp/works/casa-mi/
(ベンチを設けダイニングテーブルを仕事にも使い、キッチンとの家事動線とは混在するが、コンパクトに機能する)

・通勤から解放された時間を利用した余暇を楽しむスペースをつくる
https://ekip.co.jp/works/onetwohouse/
(ベランダにテーブルを設け、家族団らんを心地よく過ごす場所を確保)

・断熱性能アップによる快適性を追求

・個室づくり(これに関しては今まであまり積極的に提案していませんでした)

・ミニ別荘的な住宅のあり方構築
https://ekip.co.jp/works/wanldk/
(個人的サードプレイスの究極のカタチ)

など思いつくままに挙げてみましたが、果たしてどうなっていくかは今後の状況次第と言うことでしょうか。

いずれにしましても、滞在時間も増え、また家において多用途な機能が求められ、住まいにおける役割が増えつつある事は間違いないと思います。