こんにちは、ヤマハシです。
バルセロナの旅では1日目にガウディ建築のCasa Mila、Casa Batlloを巡りました。
Casa Milaの外観
バルセロナのメインストリートの角地に建っています。
内部は中庭形式になっていました。時刻は4時頃でしたが、上空からの光で明るく満たされていました。
建築当初は住民がくつろげる静かな空間となっていたようです。
屋上では換気塔や階段室の塔屋に様々な装飾が施されていました。
上のかぶとのような造形はサグラダファミリアでも用いられているようです。
夕方でしたので空の移り変わりがとても美しかったです。
屋上の1つ下のフロアは展示スペースになっています。釣鐘型の構造を反転して空間が形作られていました。
この展示スペースではCasa Milaだけでなく他のガウディ作品の解説もありました。
Casa Batlloの外観
次に訪れたのは同じ通り沿いにあるCasa Batlloです。
彫刻的なファサードの建物ですが、正面の道路が広いこともありインパクトが軽減されているのか、
街並みとしてそれほど異質な感じを受けなかったのが驚きでした。
訪れたのが夜でしたので建物はライトアップされており、より一層ファサードの形状が強調されていました。
Casa Batlloの内観
2階の内観写真です。窓の先が建物の前面道路になります。
海をイメージして作られた内装は流線型の造形物で満たされていました。
また、壁の意匠も海中を思わせるような模様があり、
照明器具については海の生き物をモチーフにしてデザインされています。
木製サッシや照明器具1つにしても手仕事で丁寧に作りこまれているのがわかります。
引手は手の形状に沿うようにデザインされるなど、”Casa=家”という用途上、人が生活する場所であるので
意匠性だけでなく人の生活に寄り添う形で計画されているのが印象的でした。