「内見してきました!ブログ」始めました。

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こんにちは、不動産担当しております、山本浩美です。
お住まいを選ぶ上で、とても大切になってくる内見。
リノベーションをする場合、さらにその重要度が増してきます。
ですが、一般のお客さまからは、

どこを見ればよいのか、
どういう点に注意すればよいか、
よくわからないといったお声を頂きます。

そのため、内見のときに注目したいポイントについて、
実際の内見を通して、
普段エキップでは、どのようなことに気をつけているかを
お伝えできればと思います。

今回は、京王井の頭線沿線の低層鉄筋コンクリート造のマンション、
最上階3階のお住まいに、内見同行させていただきました。

<内見のポイント:その1>
壁式構造なのか、ラーメン構造なのか?

今回の内見の一番大きな内見ポイントは、
壁式構造(壁面と床版など平面的な構造材で構成する構造)なのか、
ラーメン構造(柱と梁で構成する構造)なのか、

という点です。
なぜそれがポイントなのか?と言いますと、
ラーメン構造の場合は、住戸の中の間仕切りが、
軽量鉄骨や木造で作られている場合が多いので、自由度が高く、
壁式コンクリート造の場合は、間仕切り壁自体が、
構造上重要な壁である可能性があり撤去できないこともあるため、
間取りの自由度が低くなるケースがあります。

また高層の建物であれば、ラーメン構造と推測できますが、
低層の建物の場合は、壁式コンクリート構造を採用している建物も多くありますので、
広告の図面からではよくわからなかったのです。
実際物件を見学してみると、共用廊下側の壁とバルコニーの外側に柱を確認でき、
また梁も確認できました。
そして間仕切り自体もその厚みとコンコンと叩いてみた感触もあわせて、
撤去しても差し支えない間仕切り壁と確認できました。
お客さまはフルリノベーションをご希望されているので、ラーメン構造であったことは朗報でした。

後日、売主仲介会社様のご協力により、詳細な図面を管理会社から送ってもらうことができ、
最終的に確認が取れたことも、大きな安心材料となりました。

また次回に続きます。