マンションを購入する際にはほとんど意識しませんが、土地を購入する際には必ず隣地や道路との境界の位置を確認する必要があります。
写真のように、通常境界標で確認することが出来るのですが、古い宅地の場合最初から無かったり、埋まっていたり、いつからか無くなってしまっている場合があります。
境界が確認できないと、将来隣人との間でトラブルにならないとは限りません。ましてや購入する際に、境界確定した土地の面積が分からないと(公簿面積による取引となる)、登記されている面積と実際の面積が異なり、例えば都心の場合は1㎡違うだけでも100万円近く損(または得)することにもなります。
売買契約の前に、その点は事前に確認した方が良いです。
今回私たちが関わる取引では、隣人と境界に関してトラブルはないようですし、宅地開発の際にきれいに区画割りされた土地であるので、問題になることはなさそうですが、念のため確定測量図及び境界(筆界)確認書を作成してもらうことにしています。これは、隣地の所有者に境界を立ち会い確認してもらい、実印をもらうものです。
それらは土地家屋調査士の仕事になり、2ヶ月程度掛かるのが一般的。ですので、前もって準備、確認することが必要になってきそうです。
安心して土地及び建物を購入し、リノベーションに力を注ぎたいですよね!