西表島:土地活用の調査

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ある土地の調査のため西表島へ行ってきました。西表島には2回目ですが、現場は日本最南端のバス停の近くにありました。
古屋が建っていた土地をずっとそのままにしていたお客様が、今回建物を解体してどうするかというお話しから始まった今回の調査。
たまたま石垣島(西表島に行くにはまず石垣島へ行かなくてはいけません)には前やっていた事務所で設計した住宅もありますし、知り合いの方も何人かいますので今後の展開も含め色んな方からヒアリングもした方が良いと思い、足を運んだ次第です。
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解体直後の現場です。向こう側に海が見えるのが分かるでしょうか?
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現場近くの風景です。この辺りは港(大原港)から西の方に向かった最後の集落です。この先は海岸と山しかありません。
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西表島は竹富町に属する島ですので竹富島にも足を運んでみました。ただし、竹富町役場は石垣島(石垣市)にあります。その辺の感覚が本土にいると「なるほどなぁ」と思ってしまいます。竹富町の島々は全て石垣市の港から発着しているからです。
昔ながらの赤瓦の建物と独特の低い石垣が残る竹富島の集落は国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。
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竹富島の「なごみの塔」からの景色です。建物が低く空が広いです。規制も厳しく今後は平屋建てしか建てられないとのこと。
沖縄地方はすでに梅雨入りしていましたが時折青い空も見られました。大きな空の下には映画のセットのような光景が広がっています。建築する側としても、この景色は残していかなければと改めて感じました。