いつ買うか?


最近新聞やニュースを見ると、「住宅・不動産関連株が高い」「住宅着工戸数前年同月比増」「地価・マンション価格に底入れの兆し」「REIT指数高水準」とアベノミクス効果なのか、アメリカの株価が好調のせいか、いろんな見出しが躍っています。

それを煽るように雑誌やWEB、はたまた金融機関や不動産業者までも今がチャンスと見るや営業活動が盛んになってきた感があり、何となく住宅を購入しようと考えていた方は落ち着いてはいられないでしょう。

さらに、2014年4月からの消費税アップ、消費者物価指数も上がれば金利も上昇するかもしれないということにもなれば、益々不動産を購入する機運が高まっているかと思います。

一方で冷静な人たちは、消費税アップ後とどっちが得かを見極めて判断していることでしょう。2014年度からの住宅ローン減税の大幅拡充策も改正法案として挙がっていますし、駆け込み需要の反動で不動産自体が値下がりする可能性もあり、まだまだどちらとも言えない状況ですからじっくりとその時を待っています。

そこで「いつ買うか?」ということになりますが、私の個人的な考えで恐縮ですが、都心等一部の不動産を除いて今後は不動産を資産価値として捉える考えをやめればすっきりします。実際地価などは今後下がることはあっても上がることは少ないと思います。家を買うことは資産として考えるのでは無く(実際は難しいですが)、ライフスタイルの一環として必要かどうかで判断してはどうでしょう?そうなれば「高かろうが安かろうが本当に欲しいと思ったときに買う」という考え方になり、将来の金利や売却金額などをあまり気にせず、また周りに影響されずにじっくりと資金計画や物件を吟味できるかと思います。要は、趣味の車やカメラ、パソコンを購入することと同じです。必要無ければ買わないし欲しいと思えば買う。もちろん家は買い替えることが難しいのでそう簡単ではありませんので資金不足などの場合は買わなければ良いのです。実際、持ち家ではなく賃貸派も結構増えてきましたし、賃貸物件も自由に改装できる等好みのライフスタイルが描ける環境も整ってきています。

それでも敢えて言うならば、高所得の方は消費税アップ後、そうでない方は金利の低い今が良いのかなと思いますが、ここで一つ考慮したいことは、「売主が個人の中古物件には消費税が一切掛からない(ただし仲介手数料には掛かります)。ということは消費税アップ前に駆け込む必要は無いはずです。ましてや自己資金が多い方はいつだって良いと思います。

結局「今でしょ!」とは言えませんでしたが、決して浮き足立たず、急かさない(笑)不動産業者などに相談されてみてはいかがでしょう?

(伊達)