リノベ業者における資格・免許など


リノベーションするにあたり、どの業者を選べばいいのか。

業者を選ぶきっかけは口コミや知り合い、あるいは雑誌等で見て感性が合うなど色々かと思います。

そんな中、少し気に掛けてみても良いと思われることが、「その業者が関連する免許等持っているか、登録しているか」です。

不動産を買うときなどに仲介をお願いする不動産業者は必ず「宅地建物取引業者」として免許を持っていることでしょう。

一方、リノベーションの設計や工事に関しては非常にグレーで、「建築士事務所」「建設業」の登録や許可を持っていないところが設計や工事をしているところが結構あります。

通常、建物を新築する際の設計業務に関してはほぼ必ず「一級または二級(木造)建築士事務所」の登録が必要ですが、リフォームやリノベーションとなると、必要ないと思われている業者や施主の方々がいます。実際一般的にはこれで通っています。ただ、これに関しては建築士法の解釈次第ではあるのですが、設計業務として報酬をいただいている場合、新築だろうがリフォームだろうが建築士事務所の登録が必要だという考えの方もいて、どちらかはっきりしないためグレーなのです。(こうなるとインテリアデザイン事務所はどうなるのかというテーマもありますが)

建築士事務所の登録は単なる実務経験のある資格者がいるというだけの話かもしれませんが、それについて回る責任感がしっかり設計監理してくれるであろうという安心感は大きいと思います。もちろん、こればかりは担当者の個人差もありますし、資格を持っていてもいいかげんな人はいっぱいいますので難しい問題です。むしろ設計に関しては担当者との相性はより重要という考えもありますので、あくまでも一つの指標として捉えてみてはいかがでしょうか。

また、工事に関しては、500万円以下の工事には建設業の許可が必要ないので、リフォーム程度の工事ならば許可無しで結構行っています。建設業の許可の必要要件が厳しいこともあるのですが、「会社の経営状況」「管理責任者としての経験」「専任技術者の経験や保有資格」等の要件を見る限り、許可を持っている業者に頼むことに越したことはないようです。

あと結構皆さん知らないのですが、建設業には28業種あって「建築一式工事業」「内装仕上工事業」等あるのですが、会社概要などを見てもどの業種の許可を取っているのか分からないことが多いです。リノベーション工事をする業者に必要なのは「内装仕上工事業」(+大工工事業等)の許可ですので、一度業者に確認してみてはいかがでしょうか?ちなみに建築一式工事業は内装工事も包括しているという理由で、リフォーム工事をしても良い、とはならないということがあまり知られていません。工事の内容によっては良い場合はありますが。

いずれにしても信頼のおける業者および担当者とリノベーションを進めていけることが一番ですので、あくまでも参考程度としてみてください。