先月より着工しています初台の家。今回はマンションの一室ではなく、鉄骨造ビルの1室です。元々最上階は住居として使用していましたが、そこをリノベして再生します。
床面積50㎡未満というやや小ぶりなお部屋ですが、1LDKだった間取りを大胆にも1roomに変更します。また、水廻り位置の変更、和室の押入をウォークインクローゼットへ、また別の押入は書斎へと変身させ、ご夫婦お二人で暮らす快適な住まいを目指しています。
また今回のお客様はビル所有者と言うこともあり、専有部分と共有部分というような区分けがありません。そのため、玄関位置の変更や窓を塞ぐなど戸建てリノベのような自由さもありました。ざっと概要はこんな感じです。
元々のリビングスペース。左側に押入が見えます。ここが書斎に変わる予定です。また、右側には和室(フローリングに変更済み)でした。
洗面所と浴室の扉です。レトロな感じが漂ってきています。
それが、今は壁が取り払われ1room化へと変身している最中です。
また水廻りですが、下の写真はキッチンがあった場所。昔はよく見られた、キッチンに付属していた給湯器が取り外され、穴だけ残っているのが分かります。それと鉄骨造なので、ALCという外壁材が見えてます。今回この窓を塞ぐことになっています。
浴室は大きく変更しないのですが、古いタイルが寒々しくイメージを一新したいと言うことで、予算の都合上在来工法なので防水層はそのままに、既存タイルの上からカチオンしごきにて下地を作り、モルタル及び塗装・タイル仕上げにする予定です。
数週間後の完成が楽しみです。完成写真はまたアップしたいと思います。