最近めっきり春らしくなり(暑いぐらいの日もありますが)、桜も一気に咲いてしまいました。
ここは中目黒駅近くの駐輪場置場。左に東横線が走っています。中目黒には桜の名所「目黒川」がありますが、この蛇崩方面にも桜の見所は結構あります。
久しぶりの中目黒紹介となりましたが、ここ最近東横線沿線に住んでいる方、新たに住もうかという方に大きな影響を与える変化がありました。
ご存じの通り、先週の土曜日から相互乗り入れが始まりました東横線と副都心線のことです。私はつい先日初めて使う機会が訪れました。
その時に感じたことは、「これは慣れないと大変なことになるぞ(大袈裟かもしれませんが)」と。今まで渋谷駅ではJR、銀座線、井の頭線に乗り換えていましたが、おおよその乗り換え時間は読めました。それが、地下5階からの乗換となるとどれも時間が掛かり、特に井の頭線などは10分程度掛かりました。距離が遠くなっただけでは無く、駅の動線、ホームや駅のキャパシティも悪く、ストレスの掛かる移動だったのです。
乗り入れ開始前までは、新宿や池袋にも乗換無しで行けるから便利と簡単に考えていました。それが主に渋谷駅で乗り換えていた人にとってはあまり関係なく、むしろ不便なことが多くなってしまったのです。これは実際に体験してみなければ気付かなかったところでした。そんな個人的には不便な東横線地下化は、東急も渋谷駅界隈のリニューアルも考えて将来的に必要なものだったでしょう。しかし、東急は埼玉方面の人を横浜へ運ぶ客は呼び込めても、渋谷で降りて東急関連の店に寄ってもらえることは考えてなかったのかと、気になるところです。
一方でこの東横線のホーム移動により、渋谷駅周辺も人の流れの変化がありそうです。ハチ公口や道玄坂方面から宮益坂や明治通り方面へと流れる人も多くなるでしょう。ヒカリエなんてその中心になるかもしれません。そこが狙いかもしれません。
実際開業前は、池袋、新宿、渋谷で客の流れが変わると言われていて、各デパートではあの手この手の策を練っていたようですが、実際の効果を聞いてみたいものです。
結論としまして東横線沿線住民にとっては、通勤通学の人は便利になった人、不便になった人はいるでしょう。買い物客は予想されていたように渋谷を飛ばして伊勢丹の真下あたりに停まる新宿に行く人が増えるでしょう。案外、地味な存在になった日比谷線に中目黒で乗り換える人も増えるかもしれません。
今後東横線沿線にどのような影響を与えるのか興味があります。
ところで、旧渋谷駅は早速工事に取りかかっていました。今週末にはイベントが開かれるようです。また、ユニクロのショップが期間限定で入るとも聞いています。それから埼京線のホームとして使われる日はいつ頃なのでしょう。。。とそんな渋谷駅周辺の再開発に益々目が離せません。(伊達)