子供部屋の是非について


kodomo

リノベーションを主に行っている弊社ですが、それに関連するテーマとして、高齢者の住まいを住み替えや建て替え等により住みよい環境にすることの取り組みが一つ。

もう一つは、これは個人的に数年前から勉強はしているのですが、子供部屋はいるのかどうか、あるいはどういう形態がいいのか?という間取りに関連するテーマがあります。

最近この本を読んだのですが、海外の子供部屋のあり方等を事例に、他と違ったアプローチで説明していましたが、どの本もおおよそ、「子供部屋はあっても構わないが、寝るだけの部屋にして、勉強は母親(家族)と会話が出来るダイニングテーブルが適している」という感じです。あとは具体的な手法が書かれていたり。

ざっくり強引に一言で書いてしまったので、多少それぞれの違い、言い分はあると思いますが、経験上の実感としてもそんな感じです。

私も数年前のマンションリノベの設計コンペでオープンな子供部屋かつ居心地が悪く(笑)、すぐリビングやダイニングに出てくるような仕掛けを提案したことがありますし、新築の住宅では、2階のホールに勉強やワークスペースを設け、そこで勉強をさせ、子供部屋はベッドのみ兄弟共有の部屋としたこともあります。

個人的な結論を言いますと、自立を促すための部屋として存在させることは必要だが、親と子供がルールを決めて(子供にルールを決めさせる)、基本的に勉強は家族の居る空間で行うことがベターだと考えます。もちろん受験前とかは別かもしれません。

皆さんも図書館よりもカフェでの仕事や勉強がはかどったりしませんか?人間は多少うるさい方が集中できるのです。この本も書いていましたが、静かな空間でしか勉強できないと、受験や社会に出てから人の物音が気になって集中できないそうです。

あとは、新たに建てる(買う)家の中心に子供部屋で占めないようにして欲しいと思っています。ライフステージの大きな一部ではありますが、子供はいずれ自立して居なくなります。その時のことも十分考えて欲しいのです。ずいぶん先で想像つかないかと思いますが。本来はライフステージごと広さの違う家に替われるのがいいのですが。

当然、各ご家庭により事情は違うですから、画一的に決めつけるものではありません。でもいずれにせよ、親と子のコミュニケーションが十分必要だと言うことは変わりません。

しかし、これらの本のタイトル、だいたい「頭のよい」「天才が育つ」などと少しキャッチコピー的にオーバーですが、着眼点としては面白いと思います。

下の書籍は、先駆者的な方が書いた本です。その昔セミナーにも行ったことがありました。

atama