中古住宅と新築住宅との税制その他違いは?

果たして中古住宅はお得なのか?

もちろん物件によるとしか答えようがないのですが、単純に購入時の諸経費等のみで比較すると「得ではない」ということになるでしょう。

とはいうものの、中古住宅でも木造ならば築20年以内、RC造等ならば築25年以内ならばどちらかといえば新築と優遇はほぼ変わりありません。さらに新耐震基準である築31年程度以内であれば、新耐震である証明を出せればほぼ同じです。(それ以前でも新耐震同等に補強している物件も可)

問題はそれ以前の物件。要するに耐震性能も無い物件には税制等優遇はないよ!って言っているようなものですからね。

さて、どのような優遇がないのでしょうか?今現在分かる範囲でまとめてみます。

1.住宅ローン控除

2.不動産取得税

3.登録免許税

4.贈与税の特例

など。それ以外にも、住宅ローンが組みにくかったり、フラット35で必要な適合証明書が取りにくいことなどが挙げられます。

これらは結構大きいことですので、そのような物件はやはり買うべきではないのでしょうか?

次回、具体的な例を挙げてもう少し掘り下げてみようと思います。(伊達)