世田谷区にて新築住宅を計画しています。
今回のお客様は当初は戸建てをリノベーションすることを想定していましたが、何件か物件を見る内に、どうしても造りたい家は最初から建てないと実現出来ないと思い直し、土地探しから始めることになったのが約2年半前。
すぐさま当時お住まいのマンションを売却し、その資金で土地を購入し注文住宅を建てることに。
マンションの売却は比較的すんなりいきましたが、土地探しが難航し、ようやく見つかったのが2017年末。
結果2年ほど掛かりましたが、良い条件の土地を購入できました。(マンション売却も土地探しもエキップがお手伝いいたしました)
北側道路に面した整形の土地、やや間口は狭いが、お客様が望む「家族みんなが生活を楽しめる家」が出来ると直感したとのこと。
早速エキップでは土地の契約と同時にプランの検討を開始し、現在おおよその形が出来上がりつつあります。
閉じた家ではなく周囲に開いた家にすべく、近隣との関係性をどのように作り上げるのかがこちらの最初の提案でしたが、どちらかというと内と外との境界が明確ではない家という趣にまとまっています。敷地形状を活かし南北には大きく開いていますが、その外との繋がり具合が建具や外壁形状によってコントロールされるようにしています。
そのポイントのひとつとして、2階LDKの外に第2のダイニングを設け、「外食堂」と命名したスペースを造っています。外で食事をするのが好きなご家族にとってのくつろぎの場所になってくれると期待しています。
他にも色んな楽しい仕掛けや趣向を凝らした住宅にするべく、着工に向け設計作業を進めています。