新年明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
昨年末、ソウルのDDPを見てきました。設計は国立競技場で不当な扱いを受けてしまったザハ・ハディドです。
8万㎡を超える大規模な建物で、鳥瞰は
https://www.seouldesign.or.kr/eng/plaza/summary.jsp
で見れます。
外壁は4.5万枚超のアルミパネルで覆われていて、これを全て図にした(のか知りませんが)と思うと気が遠くなります。
付近で一番高くなっている場所から見ても全景は見渡せないので、全体を見たい方は付近のビルにお邪魔するしかなさそうです。
地下鉄駅(Dongdaemun History & Culture Park Station)から直結していて、出るといきなりこのような景色が目に入ります。
近づくと、上層部がかなりせり出してきているのを実感できます。
レイアウトが奥へ奥へと誘われるようになっていて、どんどん景色が変わっていくので歩いていても意外と疲れを感じません。
パネル接合部
内部はショップ等が入っていて白とグレーの内装に商品が映えますが、オフィスっぽさは拭えない印象です。
手の当たる部分は丸みをもたせ、それ以外の部分でエッジを付けてシャープさを出しています。照明はいつもの感じ。
建設中に遺跡が発見され、一部計画の変更もあったようです。
年末のせいか、人影はまばらでしたが起伏に富んだ広場には様々な居場所がある感じで市民の憩いの場としても機能しているようです。乗換の合間だったので一部しか見れませんでしたが、また夜景も含めゆっくり見に来たいと思う場所でした。(柳本)