雪解けからスタートしたツリーハウスも、ようやく塗装を除いてほぼ完成しました。
形状が円柱+八角錐のものが4棟あり、かつ自然に生えている唐松や赤松の間を縫って建てているため、工事側もなかなか苦労していました。壁面はどういう材料を使って曲げるのか?、屋根のポリカ波板とレッドシダーシングルとの境にある棟の納まりはどうするのか?など図面ではある程度決めていった仕様や納まりも、やはり現場対応にせざるを得ない場面が数多く、時間も掛かってしまいました。
本来ならもう少し高い位置に小ぶりなツリーハウスを造りたかった気もしますが、ここの用途はフォレストアドベンチャー・フジという富士山の麓にある施設の店舗兼倉庫および更衣室となっていて、はしごを登るわけにもいかず比較的低い位置に建っています。
とはいえ、パーク内でひときわ目立つ場所に変わった形状の建物があり、アイキャッチやシンボルとしての位置づけとして役立つだろうと思っています。
是非、パークに足を運んだ際はご覧になってください。