傾斜壁の有効活用術 ~ご近所リノベ case.1~

今週は本当に寒いですね(><)
月曜日に降った雪が凍って足元滑りやすくなっていますので気をつけてお過ごしください。

さて、本日は昨年末に竣工したリノベーションの事例をご紹介します。
お客様は弊社事務所がある白金にお住まいのT様
ご近所ということもあり、ご縁がありましてお付き合いさせて頂くことになりました。

10年程前に建てられた賃貸併用住宅の内外装のリノベーションです。
外部は防水の刷新と外壁塗装を主に施工しました。
内部については4人のお子さまのために、1つの大きなスペースを分割しそれぞれの個室を設けました。

BEFORE
もともとは間仕切りのないキッズスペースとして活用されていました。

AFTER

分割したお部屋にはそれぞれベッド収納とデスク、クローゼットを設置

南向きのお部屋は明るいお部屋になりました。
柱と柱の間に可動棚を設置してデッドスペースを有効活用

建物の最上部に位置しており、斜線規制により発生した傾斜壁下のスペースも収納として有効活用

また、デッドスペースになりがちな傾斜壁の下をベッド収納として利用
正面の窓は新たに設置しました。トップライトなので通常の開口部よりも明るく感じられます。
上部には小さいですが収納スペースを設けています。

電子ピアノは屋上に上がる階段の脇に配置しています。
それぞれのお部屋でクロスの色を変えているので、個性のあるお部屋になりました。

元々天井が低く、面積もそれほど大きくはなかったですが、
一般的には不利な要素である傾斜壁によってできる空間を工夫して機能を持たせることによって
小さくはありますが、充実した内容の子ども部屋を設けられました。

弊社ではご近所のお客様も大歓迎ですので、もしお住まいのことお考えでしたら
通りすがりにでもお気軽にご相談くださいませ。

ヤマハシ